関わり

水育って何?

「水育」という言葉を聞いた事があるでしょうか?
同じような言葉で「食育」という言葉がありますが、こちらの方が耳慣れている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「食生活の大切さや健康に良い食べ物を自ら見極める力、そして食を通して自然環境や食料というものについて考える力を身につける事」が食育とよばれています。
最近重要視されてきている事です。

「水育」というのも同じような内容です。
「水がどれだけ大切なものなのか」という事を改めて認識する為のものです。
「暮らしや体、科学、環境」という四つのテーマから、次世代の子供たちに「水の不思議」また「限りある水の大切さ」そして「人とのかかわりを通じて学ぶ水の大切さ」というものを学んでもらいたい、というものです。
人間と水の関係についてはこちらにもかいてありますのでご覧ください。

この「水育」をはじめたのは、ある飲料メーカー様が始めたプログラムです。
自然体験教室「森と水の学校」というものを設け、「出張授業」を小学校3~6年生とその保護者様を対象に行っているようです。
今ではある都市でも「水行くを表現した造語」として水道事業部が水道水についての情報提供を行う為に、さまざまな場所へ赴くことをさす言葉として使用しているようです。

かつて小学生たちが行っていた事、「水道水を運動後に飲む」というに取り組んでいるそうです。
限りある資源を大切にする為に、その水道水が美味しいものであると、児童を初め、先生や保護者の方も対象にPRを含めて行っているようです。
どちらの取り組みも共通している事、「水が大切な資源である事」をお伝えしている事です。

私たちの身の回りにありふれている水、川や海を利用し物を運搬し、水道水をひねればすぐに水が出てくる。
最近ではミネラルウォーターとしてお店に売っていて自分の好きな水を飲む事ができるようになったり、オフィスには必ずといいていいほどウォーターサーバーから水が出る状態なので「水はあって当然」という感覚や意識があるのではないでしょうか?

しかし、人が毎日摂取しなければならない水も、実際に飲用出来る水は、全体の約0.02パーセントしかないという事をご存知でしたでしょうか?
実際に世界中に水があっても、ダムなどが枯れて水不足の年があったりするわけです。
飲用水として利用できるのもわずかであるという事、温暖化による気候の変動や農業などによる井戸水の異常な汲み上げ、排水する水を浄化する分が追いつかなくなる、などさまざまな理由で2025年には世界人口の約5分の2に相当する26億人もの人々が、水不足にさらされるという試算もあるそうです。
それを聞いて、今までどおりでいいのだろうかと、思いませんか?

水がどのような流れで水道水として家庭に供給されているのか、水はどのような流れで私たちの身の回りを豊かにしているのか、という事を学ぶものが水育です。
まず家庭でもできる水育、「限りある資源を大切に、感謝を忘れない」という事を、自らやお子様たちに伝える事がはじめる第一歩になるのではないでしょうか。

こういった水育を学び、水から生命を考えることにもつながります。
私たちは生死を考えることで、生命の尊さを実感できるのでしょう。
今のうちから遺言書の作成方法を学ぶことも大事です。